高校野球と劣等感
こんにちは。
頭痛い。体痛い。
これは一体なんなんでしょう?
病気かね?ほんとによくあるんですが。
高校野球始まりましたね。
普段、スポーツなんて全く興味ないし、他人に興味もあんまり湧かないですけど、高校野球はなんか、いいねー。
この人たちは、ここにくるためにどれだけの努力をして、どれだけ泣いてきたんだろう、と思うと、ホント自分がいかにゴミクズかってのを思い知る。
応援団も暑い中大変だろうな〜。
吹奏楽部つらいだろうな〜。
昔、わたしも吹奏楽部でありました。
小学校3年生からはじめて高校3年の冬までやってた。
ずーっとトランペット。
これしか取り柄がなく、たぶんわたしから吹奏楽取ったら何も残らないな、と思ってた。
で、今が何も残ってない状態。笑
ほんとに好きだった。
部活内の誰よりも吹奏楽が好きで、誰よりも練習してるって言い切れる自信がありました。
ただプロになれるような技術はなく、そこそこのレベル。
今思うと、小中の頃がいちばん吹奏楽人生としては良かったなー。
小学校の頃は環境に恵まれてた。良い先生がいて、良い楽器があった。仲間もたくさんいた。
中学校の頃は、わたしが入学した年に吹奏楽部が出来て、ろくな楽器はないわ、顧問も吹奏楽やった事ないわ、でした。
だけど、顧問の先生は今思うとめっちゃ努力してくれてたんだな、と。
他の学校から楽器を借りたり、指導の講習会に行ったり。
顧問も含めて、みんなで作っていった部活って感じだった。
ほんで、音楽的に気の合う?友達もいたし、充実してたな〜と思う。
中学最後のコンクールで納得いく演奏できて、それに結果もついて来て、あ、音楽ってこういうものなんだ、って悟った。笑
高校に入ったらもう転落人生。音楽的に。
部活内はギスギス。ヒステリーな先輩。顧問もやる気ない。
楽器を吹けるのは嬉しいけど、これは音楽じゃないって思った。
大事な友達に出会えたことだけが財産かなあ。
もっと吹奏楽が強い高校に行けば良かったってほんとに思った。
わたしと同じくらいの吹奏楽好きレベルの人がいなかったから。
ある時、河原でラッパ吹いてたら、他校の吹奏楽部の先生にたまたま出会って。ちょっと話して。その時言われたのが、
もったいない。ウチに来れば良かったのに。
これを言われたとき、ガラガラと自分の中で何かが崩れ落ちた。笑
いや、そんなんわかってるわ、選択間違えたって、自分がいちばんわかってるわ。
そしてたぶん、高校の部活仲間たちもそう思ってたと思う。
アイツだけ部活にかける熱量が違う、場違い感すごいって思われてたね。あれは。
そんなに好きなのに、トランペット大好きなのに、本番では緊張して吹けなくなる。
あんなに練習したのに、いつもの実力が出せない、なんで??
高校くらいからメンヘラ化は始まったんだな。
それからもうぐっちゃぐちゃ。
楽器を吹く事は好きだけど、部活はうまくいかないし、自分も吹けないし、もう嫌になるわ、ぐっちゃぐちゃだわ。
そんなこんながありまして。
高校野球の応援の吹奏楽部を見ると、もう涙が出てくるようになっていて。
自分もああなりたかった。うらやましい。って気持ちが強すぎて。
10年近くたった今でも。
ああ、別に高校野球の応援で演奏したかったわけではなく、あんな風に音楽をしたかった、っていう憧れ?
でも自分はああなれない、自分には出来ないっていう劣等感でツライ。ひえ〜。
今はもうほぼ楽器も吹いてないし、吹いたら吹いたでガッカリするし。笑
口の筋肉、すごい衰えてる。
ああ、吹奏楽やりたい。
だけどやりたくない。
頭痛い。
本気でやる、って美しいことです。
本気でできる、って羨ましいことです。
メンヘラばばあはもうダメだ。
ちょっと寝よう。